止水壁施工手順
止水壁の工事は、原位置撹拌工法により、以下の手順で築造します。
@鉛直精度の向上を目的として、
作業床下20mないし30mまでケ
ーシソグとその中の単軸オーガ
ー併用で90cmピッチに掘削排
士した後【ケーシング削孔工】、
削孔用注入液を用いオーガー
を継ぎ足しながら計画深度まで
削孔します【先行削孔工】。
A先行した削孔間に残る地山部
をEL 23.5mまで三軸オ−ガー
で切崩し越流部を確保します
【三軸切崩し工】・
B削孔用注入液を用い三軸オー
ガーを継ぎ足しながら計画深度
まで削孔した後【三軸削孔工】、
オ−ガーを引き上げながら固化
用注入液(セメリトミルク)と削
孔時こ破砕された石灰岩を混合
撹拌し止水璧を造成します
【三軸撹拌工】。
C止水壁天端にコンクリートを打
設後、その上を栗石で埋戻します
【越流部工】
与勝地下ダムは、前述した地下谷の状況から、県道8号線を横断して建設する計画です。
このため工程は、県道切替を含め以下の順序で進める予定です。なお止水壁工事では、
図のような作業床の掘削造成を行いますが、完成後には原形どありに復旧します。
ダム建設工程
《第1段階施工》
@県道8号線切替工事
(図中紫色点線:勝連・与那城
町境付近〜与勝消防署手前
L=590m)
A左岸止水壁工事(与勝第二中
学絞付近〜県道横断部
L=330m)
B県道8号線復旧工事(原形復旧)
《第2段階施工》
C右岸止水壁工事(L=375m)