4.施工手順
止水壁施工手順
止水壁の工事は、原位置撹拌工法により、以下の手順で築造します。
@鉛直精度の向上を目的として、
 作業床下20mないし30mまでケ
 ーシソグとその中の単軸オーガ
 ー併用で90cmピッチに掘削排
 士した後【ケーシング削孔工】、
 削孔用注入液を用いオーガー
 を継ぎ足しながら計画深度まで
 削孔します【先行削孔工】。
A先行した削孔間に残る地山部
 をEL 23.5mまで三軸オ−ガー
 で切崩し越流部を確保します
 【三軸切崩し工】・
B削孔用注入液を用い三軸オー
 ガーを継ぎ足しながら計画深度
 まで削孔した後【三軸削孔工】、
 オ−ガーを引き上げながら固化
 用注入液(セメリトミルク)と削
 孔時こ破砕された石灰岩を混合
 撹拌し止水璧を造成します
 【三軸撹拌工】。
C止水壁天端にコンクリートを打
 設後、その上を栗石で埋戻します
 【越流部工】
  与勝地下ダムは、前述した地下谷の状況から、県道8号線を横断して建設する計画です。
 このため工程は、県道切替を含め以下の順序で進める予定です。なお止水壁工事では、
 図のような作業床の掘削造成を行いますが、完成後には原形どありに復旧します。
ダム建設工程
《第1段階施工》
@県道8号線切替工事
 (図中紫色点線:勝連・与那城
 町境付近〜与勝消防署手前
  L=590m)
A左岸止水壁工事(与勝第二中
 学絞付近〜県道横断部
  L=330m)
B県道8号線復旧工事(原形復旧)


 《第2段階施工》
 C右岸止水壁工事(L=375m)