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                   獅子舞

 唄 ・‥久保田   翼

 獅子舞‥・花城 隆史   久保田 翼   森本 大輔   早田 理悟

 旗 頭… 大石根 力

 空 手・‥久保田 勇 聖   玉栄 翔太   徳門 裕也

 棒・・・  花城 大輔   幸地 和也   新里 勝貴   大城 陽永

 解 説
   饒辺平和めをと獅子の制作の経緯と名の由来についてご紹介をいたします。
  我が饒辺区は去った世界大戦の戦中から戦後にかけて米軍によって家・屋敷・畑
  がブルトーザーによって跡形もなく、無残に破壊されたうえ、強制的に占拠され区
  民が西原地域へ追われる大変に苦しい歴史を経験してきました。
  終戦間もなく、米軍も徐々に引揚げた1950年の5月頃から地元に戻り始めまし
  たが、文字通り無からの復興でありました。
   区民はお互いに助まし合い、助け合い、協力する中で今日の発展を築きあげてき
   ました。
  1999年は復興50周年の節目を迎えます。
   区においては現在復興50周年記念事業を推進する中で成人会が中心となって、獅
  子の制作に取り組んできました。獅子のもっとも重要な部分である獅子頭は区に戻
  ってすぐに植えられ、区の歩みを見つめつづけてきた(故)竹島景智氏のデイゴの
  木を平成8年11月17日、大雨の降りしきる中で伐採し10ケ月をかけて制作、振付を
  し、獅子舞いが出来上がり、今日のお披露目となりました。(平成9年旧暦8月15日)
   平和めをと獅子と名付けたのは、永久にあの悲惨な戦争が二度とあってはならな
  い固い決意のもと平和でありますよう願いをこめ、又夫婦は家庭・社会の根源であ
  り、和合こそがりっぱな家庭を作り出すもので、より良い地域すなわち饒辺区の豊
  かな住みよい社会へと発展することを祈りつつ、平和めをと獅子と名付けました。
   今祝賀会には当区出身の与勝第二中学校の男子生徒が演じました。