目次に戻る


           ウ ス デ ー ク
太 鼓
   富 里 敏 子   久保田 ス エ   山 城 キ ク   山 里 ハ ル
   松 堂 キ ク   津嘉山 光 子   高 良 ヨシ子   松 堂 清 子
   金 城 和 子   竹 島 綾 子

  扇、四ツ竹
   久保田 シ ゲ   徳 門 エ イ   前上門 ヨシ子   知 花 春 子
   津嘉山 キ ヨ   伊 計 シ ゲ   仲 原 光 子   竹 島 磨利子
   桑 江 幸 子   徳 門 初 子

  解 説
    饒辺の臼太鼓は、旧7月7日(七夕)から練習が始まり、旧7月15日に行なわれ
   る。15日は、1.公民館、2.野呂殿地の2箇所と臼太鼓の訪問を希望する家(4
   、5箇所)があれば出向く。臼太鼓歌は、下の11曲である。
    臼太鼓には、老人会、婦人会の希望者約30〜40人(踊り約20〜30人、太鼓10人)
   が参加する。紺地の着物に紫色の帯をしめ、頭には桃色の鉢巻きをし、足袋に草履
   の姿で踊る。踊りには、扇、四つ竹が用いられる。
   臼太鼓は、旧7月以外にも、墓の新築など宇内の祝いごとには欠かさず行なわれ
   ていた。
    戦後、饒辺には臼太鼓を覚えている人がいなくて、臼太鼓を復活させることを諦
   めていた。しかし、アルゼンチンヘ移民した人が戦前の臼太鼓歌を吹き込んだテー
   プを所有しており、それを参考に復活することができた。

     (演じられた曲目)
   1.散山の胡弓小    2.くばぬ葉     3.千瀬に居る烏節   4.城玉しだい
   5.あさぎんじ童     6.久高ヨーフニ  7.ヤーカヌミー      8.石ん根節
   9.かでいくうみなび  10.饒辺んから  11.首里天じゃなし