饒辺区では、平成13年度の基本健康診査と胃検診、大腸がん検診が 6月25日に
行われました。
 区民の皆さんには、住民検診ということで 年1回 自分の健康を、確認する機会に
なっています。
 成人病が生活習慣病とあらためられて、子どもの頃からの生活習慣、特に栄養、運
動等の長い積み重ねが、成人期以降の がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの発病
に大きなかかわりをもっていることから、単に病気である、ないの早期発見の意味だけ
でなく、毎年受けている 検査結果の数値の変化から、自分や家族が 今後、気をつけ
ていくべき、栄養、運動ことが分かって、実行できるよう検診結果のお知らせや、保健
指導の中で指導しています。
 また、健康相談や、健康教育の中で共に考え、実行できる健康づくりを、めざしてい
ます。
 1つの例として、体重の変化をみると、去年まで65sあった体重が今年は、68kgに
なっている。 自分の身長は、158cmだからと考えると、明らかに増えすぎで、1年間
で3kg増えた理由を、考えることができます。そして変化が、少ないうちだと容易に元に
もどすことができます。
 コレステロールや中性脂肪が増えた人も、血糖値が気になる人も標準値と比べて自
分が標準の範囲内にあるのか、また急激に増えたのか,徐徐にふえたのか、毎年の結
果をみて、生活を見直すチャンスになります。
 そういう点で住民健診を,健康を考える機会にしていきたいものです。
 今年受診しなかった区民の方も,来年はぜひうけましょう。
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